直垂御書

〔C1・建治二年〕/この御ふみ人にきかせ給ふべからず候。もし人々志ざしなんどあるならば、この三人のわらは(童)がひたたれ(直垂)・ぬのこそで(布小袖)なんどのしたくせさせ給ふべし。事かけて候わば、かたびらていのものなり。大進の阿闍梨等にいゐあわせて、ひたたれよきものにはかたびら・ぬのこそで、三人して計りあわせ給へ。